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成人式の振袖デザイン『柄・文様』の意味を解説!

成人式の振袖デザイン『柄・文様』の意味を解説!

こんにちは、花きぬです。

 

成人式用の振袖を探すのにおすすめの時期があるのをご存じですか?

実は、レンタル振袖で最もラインナップが多いのは1月中旬〜2月です。この時期は豊富な振袖の中から、あなた好みのデザインを探すことができます。

また3月に入ると、受験が落ち着いた高校3年生さんや春休みで振袖を選ぼうと高校2年生さんも来店され、ご成約が一気に増えてきます。

まだまだ19歳の方も間に合いますので花きぬをチェックしてください!

 

今回は振袖を選ぶポイントとして、「振袖の柄・文様」についてご紹介。受験終わりの高校生の皆さん、成人式を控えたお嬢様は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

*振袖の柄の種類

振袖には大きく3つの種類の柄があります。

 

王道の「古典柄」、伝統と現代がマッチした「新古典柄」、イマドキな「モダン柄」。それぞれの種類と特徴をチェックしていきましょう。

・古典柄

古典柄は、古くから親しまれてきた振袖の伝統的な柄です。流行に左右されることのない、品のあるデザインで、京友禅や加賀友禅、辻が花、総絞り、総刺繍などの種類があります。

 

落ち着いた赤や紺色、黒、黄色などの古典的な地色に、品のある文様が特徴的。文様には一つひとつ意味が込められていて、縁起のいい柄となっています。

 

似たような振袖で迷った時は、柄の意味をヒントにしてもいいかもしれませんね。

 

・新古典柄

新古典柄は、古典柄に現代柄をミックスした柄のことです。柄の位置にも特徴があり、全体的に文様が描かれている古典柄に比べ、新古典柄は裾や袖など部分的に描かれています。

 

全体的にシンプルで、裾にグラデーションが入っているものが多く、主張しすぎない優しい雰囲気を演出できます。

 

ポップで華やかな現代風のデザインを取り入れつつも、日本の伝統的で古典的な雰囲気を壊したくないという方におすすめです。

 

・モダン柄

モダン柄は、洋風なモチーフをメインにした柄のことです。バラなどの洋花、四角や丸など図形を用いた幾何学模様、蝶やハートをモチーフにしたものなど、さまざまなデザインがあります。

 

古典柄にはない自由度の高いデザインが特徴で、周りとは違う個性的な振袖を着たい方にぴったりです。

 

ビビットカラーなど、色鮮やかな振袖は最近の流行りでもあり、オシャレなイメージがあるでしょう。

 

*振袖に使われる文様の意味

振袖によく使われる文様として、「吉祥文様」と「有職文様」があります。それぞれ、日本古来より愛されている伝統的な文様です。

・吉祥文様(きっしょうもんよう)

吉祥文様とは、縁起がよく、おめでたいとされている文様のこと。礼装の着物や袋帯などに用いられます。

 

動物の文様には「鳳凰、鶴、亀、獅子」など、植物の文様には「牡丹、松竹梅」など。そのほか「扇、熨斗、宝尽くし」などがあります。

 

【代表的な吉祥文様】

・松竹梅:松・竹・梅の植物を描いた柄で、忍耐力や生命の誕生・成長を意味する

・鶴:長寿の象徴。また、鶴は一生同じ相手と添い遂げることから夫婦円満の意味がある

・宝尽くし:打出の小槌や分銅など、いろいろな宝物を並べた縁起のいい文様

 

・有職文様(ゆうそくもんよう)

有職文様とは、古来中国から日本に伝わり、古くから優美で格調高い文様として用いられています。平安時代以降の公家社会において、調度品や建築、装束などに用いられてきました。

 

有職文様は円や四角、直線、曲線といった図形を中心として構成されているため、古典的でありながらもモダンなデザインであるのが特徴です。

 

【代表的な有職文様】

・七宝:円形が連鎖し繋がる柄。円満、調和、ご縁、子孫繁栄などの意味がある

・花菱:菱形の中に花びらを4枚描いており、平安時代から一部の人たちしか使うことが許されなかった高貴で上品な文様

・亀甲:正六角形が並ぶ幾何学模様で、亀の甲羅に由来していることから鶴と同様に長寿の象徴とされている

 

*振袖に人気の花柄

振袖にはお祝いの場にぴったりの花柄が人気です。おめでたい意味のある美しい花柄の意味をいくつかご紹介します。

・桜

日本の国花として人々に愛される桜には、豊かさという意味があります。春にたくさんの花が芽吹く門出の象徴でもあり、縁起のいいことの始まりを彷彿とさせます。

・菊

菊は皇室やパスポートの紋章として使用される高貴な花です。古くより邪気を払う縁起のいい花として、不老長寿を意味します。

・牡丹

牡丹のつぼみは小さいながら、大きな花を咲かせることから百花の王と呼ばれ、高貴さ、富貴、幸福、豪華絢爛の象徴とされています。

・バラ

アメリカの国花であるバラは、色によって持つ意味が変わり、赤いバラは愛情、ピンクのバラは上品、白いバラは純潔、青いバラは奇跡、紫のバラは気品という花言葉を持ちます。

 

*特別な振袖に想いを重ねてみませんか?

振袖のデザインには、伝統的な「古典柄」や現代風の「モダン柄」など、さまざまな種類があります。

 

そして、描かれている文様や柄にも縁起のいい意味が込められているので、ぜひ振袖の細かな部分もチェックしてみてくださいね。

 

花きぬでは、定番の古典柄から流行りのモダン柄まで、多くのデザインの振袖を取り揃えております。人生の節目となる成人式に着る振袖だからこそ、その柄の意味からデザインを選んでみてはいかがでしょうか?